第3種電気主任技術者試験(電験)攻略手順【分析の集大成/転職に使える資格】
第3種電気主任技術者試験(電験)攻略手順【分析の集大成/転職に使える資格】
おはようございます。桜庭裕介です。
これまで電験3種の研究をし続けてきて、約20年間分の過去問を分析してきました。(トータルで言えば30年以上。昭和の問題分析もしています。ただ古すぎる情報は出題傾向が大きく変わった時期を境に意味がないので「20年」という記載にしました)
電験1種と電験2種を合わせると、約100年間分の過去問を分析。
これらの「分析結果」「自分の経験」「他者に教えてきた経験」に基づき、攻略の手順を作成しました。
✔本書の目的は「電験3種でとにかく点を取ること」
本書にて、第3種電気主任技術者試験の攻略手順をまとめました。「合格」に必要なプロセスが詳細にわかる資料となっています。
電験3種の合格には「1000時間」という膨大な時間が必要と言われています。
試験の難易度は上昇傾向にあり、要点を押さえていない場合、非常に点の取りにくい試験となっています。
社会人にとって、1000時間という勉強時間を確保することは非常に厳しい課題だと思います。
そのため、押さえるべきポイントを把握してから学習をする。ゴールから逆算する勉強スタイルを自分はオススメしています。
どうしても仕事の関係や家族の事情で、勉強時間が極端に確保できなかったとしても「質の高い学習で合格確率を高めて欲しい」と思って書きました。
✔実績「2019年の試験問題を見事的中」
電験3種は試験の特性上、ほぼ捉えることができていました。(優先順位さえしっかりしていれば、十分できることでもあります)
なかでもGoogleのオススメ記事に掲載されたのが下記の記事。これは自分でも大きな価値だったと思います。電験3種でも多く出題されましたが、電験2種で話題になりました。
電験2種一次試験で記事内容がそのまま出題
【電力科目】
https://strategy.macodenken.com/entry/2019/08/31/133338
✔電験2種の1次試験A問題なので満点15点を獲得
電験2種一次試験で記事内容がそのまま出題
【機械科目】
https://strategy.macodenken.com/entry/2019/08/31/174424
✔がっつり点を獲得
✔転職を考えている人へ
それでは、そもそも資格を取ること自体に価値があるのかないのかを議論していきます。
結論「資格は強い」「自分の武器になる」です。
電気エンジニアの自分はこれまで多くの挑戦をしてきました。一番大きい挑戦は「転職」。(既にtwitter(https://twitter.com/denken_1)やブログの読者はご存じかとは思います)
転職活動を成功させるにあたっては
「これまでの実績」×「資格」×「トーク力」
が日本の転職市場では極めて重要であることを学びました。
自分は仕事で優秀です!という人に限って、実はそこまで他者との差別化ができてなかったりします。グループディスカッションをしたりすると、一目瞭然だったりします。
社会人経験を積んでくると気が付くと思いますが、他者と差別化できる仕事の実績なんてものは実はあまりないです。みんな、同じようなことをしているわけです。特に電気エンジニアは。
では、どこで差をつけるかといったら
「資格」です。
「トーク力」なんてものは現場で仕事をしている人間だと、余程トレーニングやセミナーを活用しない限り、急激に上昇させることなんてできないです。
トーク力も一歩間違えると、「口が上手いだけの奴」といった認識を取られるだけの可能性もあるので紙一重。
これらのことを転職活動で学びました。
✔何か資格を取っておきたい人へ
これまでもブログやYouTubeでお伝えしてきましたが
「電験」と「TOEIC880点」
この資格の威力は物凄かったです。
10分間の面接で「仕事の実績」と「資格」の話をすれば、すぐに終わりです。書類選考は約10社提出して、全て10社通過。
時間の都合上、4社に絞り込んで1次面接は4社全て通過。
最終面接は3社に絞り込んで3社全て内定。
・残業時間10時間以下(多い月で20時間)
・年収は現職と同等
といった最高の結果を出す事に成功しました。
✔働き方改革に合わせて仕事場を変える
これからは日本の市場が狭くなってくる、正確には企業の業績規模が小さくなる傾向になるため、「社員の年収は上がりにくいこと」が予測されています。経団連の発表ニュースは日本中を震撼させましたが、追い打ちをかけるように「副業解禁」が始まっています。
詳細はこちらの記事参照(https://note.com/macodenken/n/n3a0180394ae2))
要約すると「これまでの給与体系を維持できないから、もっと給与が欲しい人は働き方を工夫してね」という事。
※自分はこの風潮は良いと感じている。従来のやりすぎ仕事を簡素化して、空いた時間に好きなアルバイトをするというのは良いと思います。
最悪なのは「残業がめちゃくちゃ多い企業」でしょう。悲惨な状況になることが予測されるので、親戚関係は羨む大企業ではありましたが、自分は避けることを決断し転職をしました。
※本書籍をご購読する際の注意事項※
①NOTE「【電験完全攻略】第3種電気主任技術者試験攻略手順(2019年版)https://note.com/macodenken/n/nfb906bd71791」とほぼ同じものとなります。
既にNOTE版をご購読している方は購入しないで下さい。
大変申し訳ないですが、重複購入の場合、返金はできかねます。
②集中力が低下したと感じた瞬間に読むことをやめて頂きたい。
その理由は、本書の合格手順には「一切の無駄な情報」がないため。攻略手順は理解すればするほど、合格が確率が高まるものと考えています。
こういった理由から、厳しいことを言わせて頂きました。
合格するために共に頑張りましょう。
はじめに
「電験合格、完全攻略」とネット検索しても、古い情報が多い上に攻略方法が断片的で、きちんと記載されていない記事が多い。
日記ブログみたいなものが多く、攻略といっても網羅性がなく、合格までが明確ではない。そもそも合格できるかどうかも怪しい情報が多い。
電験の講習会などは参加したことがあるが、あくまで各分野の勉強を教えてくれるだけであり、受講者の合格をフォローしてくれるものではなかった。このあたりをフォローする資料になっている。
本資料ではまず試験全体の試験範囲を網羅できるように整理した。そこに「長年の経験を活かした工夫」を加えてある。
どんな工夫をするのか
もし、自分が学習者の立場に戻るとするならば、今すぐに下記の二点を行うだろう。
①徹底的に過去問を分析して、優先順位を付ける
②優先順位が高いものだけを勉強する期間を作る
その理由は、この二点を押さえることで合格確率をかなり高めることができるからだ。「試験に出題されにくい部分は勉強しない」ぐらいの勢いで勉強に取り組む。
少し考えて欲しいことがある。
「試験に出題されやすい分野」の出来が70%程度の理解度だとする。
それにも関わらず「試験に出題されにくい分野」の勉強をするのは「電験合格」という観点から考えたとき、無駄が多すぎるとは思わないだろうか??試験に出題されにくい分野は試験に出ても数点程度である。
でも、これができない人がほとんどだ。
電験に不合格になる人は「勉強時間が足りないか」「出題されない分野の勉強をしている」のどちらかに必ず該当する。
自分もできていなかった。時間的にも無理なのに完璧主義を目指す性格だからだ。
例えば、理論で言うと
コンデンサ分野の計算が曖昧なのに、ほぼ出題されない指示計器分野の勉強をしていたりする。
電験は出題分野を一つ一つ丁寧に学ぶことでようやく合格できる試験だ。高頻度で出題される分野の理解度が低いと、どんどん失点する。
半端な学習では不合格になるのだ。
雑誌「新電気」でも電験の話がよく取り上げられているが、電験三種の問題は難しくて、太刀打ちできない受験生が多いことで知られている。
薄っぺらい知識では点が取れない。
だからこそ、無駄な勉強は省こう。学習者の「脳内容量」と「学習時間」は限られている。
本資料では、これらを徹底的に整理してある。
受験生が欲しい情報は
「合格に直結する情報」
自分は、資格試験においてストレートな表現を好むし、使用するようにしている。会社で要求されるような「取り繕う体裁は不要」
合格するために真っすぐ頑張る。
「合格に直結する情報」とは何か考えたことがあるだろうか。
もっともっと掘り下げて、考えてみて欲しい。
目標もそうだが、言葉はとにかく具体的な表現へと変換することを心がけている。そうすることで、叶う確率はどんどん高まっていくからだ。現に、そうすることで、色々なことを実現してきた。
「電験の合格に直結する情報」の答えを言う。
合格に直結する情報は、下記の二点に集約される。
①「出題範囲」
②「勉強方法」
これらがきちんと整備することができれば、電験三種は確実に合格できる。
では、「合格に直結する情報」に具体性を持たせよう。
①「出題範囲」を知るにはどうしたら良いだろうか。
②「どのように」勉強していけばいいだろうか。電験の教科書はない。
どうだろう。
具体性が増し、一気にやるべきことが見えたのではないだろうか。
出題範囲を押さえるには、電験の過去問を10年分以上見る必要がある。出題傾向を捉えるためには、このぐらい調べる必要がある。(電験1種の一次試験の時は25年分調査したが)
次に勉強方法についてだが、試験本番で問題が解けない人には「勉強方法を間違えている」といった特徴がある。
「問題が解けるような勉強方法」を取ろう。
本資料の内容
ここまでを整理したのが、本資料である。
また「合格できない理由」についても、各科目の特徴を踏まえた上で、攻略方法を解説しているので役立つと思う。
(電力科目であれば、ある分野の失点が起こりやすくて、勉強しにくい。そこを補うためにどうしたらいいか等)
第3種電気主任技術者試験には2次試験はない。
試験科目である「理論」「電力」「機械」「法規」について、それぞれまとめてあるので、印刷し活用して頂きたい。
皆さまのお役に立てることを願っています。
第3種電気主任技術者試験の攻略手順まとめ
【有料記事の概要】
①各科目の試験範囲を把握することができる。
試験範囲を確認することの重要性についても記載しており、どこに注意すべきかを詳細に把握することができる。
②各科目の勉強手段(手順含む)を学ぶことができる。
具体的にどのように進めていくことで、つまづくことを避け、スムーズに学習できるか学ぶことができる。
③各科目で陥りやすい落とし穴を学ぶことができる。
各科目にはそれぞれ注意すべき事項がある。間違いやすい部分であったり、わかりにくく学習時間を多く消費してしまう部分が注意すべき事項に該当する。そこを詳細に解説しているので、効率的に学習することができる。
【特記事項】
①過去20年間の過去問題を分析した結果についても、知ることができる。
②合格するために、役立つコツを知ることができる。
③電気系の知識のない人でも、勉強を始めやすいような工夫をしている。
【注意事項】
もともと電気系の学習をしておらず全く知識がない方向けの攻略方法も合わせて書いています。知識のある方には無駄と感じる部分があるかもしれませんが、復習と捉えて1から学び直してもらえると力がつくと思います。わかりにくい部分があれば、twitter等でメッセージ頂ければ回答いたします。分かり易いサイト、資料等の情報も送付します。
自分からのメッセージ
有料記事では各科目の勉強手段に加え、各科目毎に陥りやすい落とし穴も紹介するので、注意して取り組んで欲しいです。また、過去出題された問題の20年間分の分析を踏まえた情報も記載しているので、ご活用頂き、時間短縮を図って頂ければと思います。
Brainの特徴を生かして、一度購入頂ければ、今後更新される最新情報をいつでも入手できるのでご利用下さい。
【攻略手順 目次】
講義1「各科目の試験範囲を把握することの重要性」
講義2「試験範囲を把握する」
講義3「各科目の勉強手段」
講義3.1「 勉強のコツ」
(「目標の明確化を行う」+「復習効果を持たせる」)
講義3.2 「理論の攻略方法」
3.2.1 勉強資料の選定
3.2.2 公式整理の工夫
3.2.3 勉強する順番の工夫
3.3 電力の攻略方法
3.3.1 勉強資料の選定
3.3.2 公式整理の工夫
3.3.3 勉強する順番
3.4 機械の攻略方法
3.4.1 勉強資料の選定
3.4.2 公式整理の工夫
3.4.3 勉強する順番
3.5 法規の攻略方法
3.5.1 勉強資料の選定
3.5.2 勉強する順番
攻略手順を読む前に
「進捗を確認するチェックシート」を作成した。
現時点での学習状況に大きな抜けがないかどうかを確認しておこう。大きな欠如があった場合、計画を修正し、補強しよう。
「電験の合格点のまとめ」についても作成。
合格点をまとめて知りたい方のために整理しました。
ネット上だと、間違った情報が非常に多いです。プレス情報から全てデータ採取しました。電験2種は90点満点、電験1種は80点満点での合格点だった年度があるので注意すること。
【2019年度】電験合格点まとめ(1種|2種|3種)と結果発表日 - 電験合格からやりたい仕事に就く
第3種電気主任技術者試験の攻略手順
試験科目である「理論」「電力」「機械」「法規」について、順を追って解説していく。
目次で、どんなことを学んでいくかイメージして欲しい。
流れとしては共通事項を学んだのち、各科目を個別に学習していく流れだ。
疲れたり、少しでも集中力が切れたら、即休憩して欲しい。
「流し読みしてもいいことは一切ない」ことを認識していて欲しい。