アンタがフジ新番組MC 初のG帯

アンタッチャブルの山崎弘也（左）と柴田英嗣 　お笑いコンビのアンタッチャブル（山崎弘也＝47、柴田英嗣＝47）が4月から、フジテレビ系ゴールデンタイム（G帯）の新バラエティー番組でMCを務めることが分かった。実力派コンビながらG帯MCは意外にも初。特に新婚の柴田は朝に夜にと大忙しになりそうだ。 【写真】アンタ山崎が志村けんさんに“大失態”の過去 　ついにG帯にくるぅ～！　ザキヤマ（山崎）と柴田が4月から、フジ系火曜午後9時枠で新バラエティー番組「パンドラTV」のMCを務めることになった。1994年にコンビを結成。実力派として評価されながら、苦節30年で初のG帯MCだ。 　同番組は昨年5月まで特番で4回放送された。パンドラの箱――つまり、触れてはいけないヤバい秘密や謎をガチで調べてみるバラエティー。アンガールズの田中卓志やタレントのヒロミ、出川哲朗、関西ジャニーズJr.の「Aぇ！group」末澤誠也、草間リチャード敬太らが出演してきた。 「特番が好評で、G帯進出となりました」（フジ関係者） 　柴田は「少々ややこしい人生」を歩んできた。コンビとしては2004年の「第4回M―1グランプリ」優勝でブレークしたが、10年に女性トラブルで一時休業。復帰後は細々と活動を続け、その間にザキヤマが「くるぅ～！」などの暑苦しいギャグで支持され、孤軍奮闘した。柴田は不遇の時期を乗り越え、19年11月放送のフジ系「全力！脱力タイムズ」でコンビで活動を再開した。 　このタイミングでG帯MCに起用された一因は、柴田がTBS系朝のバラエティー番組「ラヴィット！」の水曜レギュラーとして完全復活を印象付けたことにある。柴田は21年3月に同番組が始まった時から水曜レギュラーで活躍中だ。 「ザキヤマさんはガヤ芸人で、MCよりひな壇が向いています。でも、柴田さんのツッコミがあればコンビとしてMCは成立する。柴田さんがさわやかなイメージが求められる朝の番組でレギュラーを務めるようになり、より多くの視聴者が見るG帯MCに弾みがついた格好です」（同） 　柴田は吉本芸人からの評価も高く、その実力は嫉妬されるほど。あまのじゃくで知られるケンドーコバヤシも「なんだかんだいってスゴい」と称賛している。 　私生活でザキヤマは15年に結婚。柴田は昨年10月に再婚し、インスタグラムで発表した際には過去の女性トラブルを念頭に置いてか、「少々ややこしい人生を歩みまして」と自虐的に投稿した。 　現在火曜午後9時枠で放送され、タレントの所ジョージがMC、女優の佐々木希がレギュラーの「所JAPAN」は3月で終了すると昨年12月、一部で報じられていた。この枠に「パンドラTV」が滑り込む。 東スポWEB