クジラの死骸 破裂する危険性も

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クジラの死骸 破裂する危険性も
東北放送 脂が流れ出ていて破裂する恐れもあるといいます。4日、宮城県石巻市の北上川河口に流れ着いたクジラの死骸を埋める、埋却作業が始まりました。 【写真を見る】漂着クジラの死骸から“脳油”流出 専門家「むやみに触らない近よらない」そのワケは? ■クジラの死骸から「脂」流出 4日、石巻市の北上川河口に漂着したマッコウクジラの死骸。 オスと見られ、推定で体長およそ12メートル、重さは20トンです。死因は、外傷によるものか病気があったのかは分からないといいます。 石巻市は、6日朝から業者の協力のもと重機を入れ埋却作業を開始しました。 我妻優記者:「クジラの死骸から脂が流出していて、この様に砂浜に塊で漂着しています」 こうした中、懸念されるのが漁業被害です。クジラが流れ着いた砂浜からおよそ2キロ先では、ワカメなどの養殖が盛んに行われていて、漁業者からも不安の声が聞かれました。 追波湾で養殖ワカメをする小椋圭史さん:「これから養殖ワカメの刈り抜きが始まるところだったので、脂が流れてきてワカメに被害が出なければいいなと思ってまして」 このため、石巻市はクジラの周りに80メートルのオイルフェンスを設置しました。 石巻市産業部水産課 阿部毅課長:「クジラから出る脂で漁業被害が考えられる流出、拡散させないのが狙い」 クジラは近くの砂浜に埋められる予定で順調に作業が進めば7日にも終了するということです。 石巻市産業部水産課 阿部毅課長:「クジラの傷み具合がどの程度かということで、クジラにロープをかけて引っ張るときに状態を見ながら傷めないように崩さないように運ぶのがポイントになる」 クジラの死骸の漂着について専門家は、珍しいことではないといいます。 日本鯨類研究所 茂越敏弘さん:「一般の方から寄せてもらった情報をもとにすると(国内では)年間5頭くらいは(漂着が)あってもおかしくない。この一年に関していうとそれよりも少し多く情報を寄せていただいている」 では、マッコウクジラの生態とはいったい・・・。 ■漏れ出したのはクジラの「脳油」だった 日本鯨類研究所 茂越敏弘さん:「(マッコウクジラは)太平洋全般に広く生息している種類のクジラです。オスで12メートルくらいだと成熟し始めている(個体)じゃないか、というような大きさではないか」

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[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス - 科学 クジラの死骸 破裂する危険性も