クジラ衰弱死は北海道でも 原因は

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クジラ衰弱死は北海道でも 原因は
【クジラ漂着・衰弱死のナゾ】 北海道・苫小牧沖で見つかったクジラ(2013年)  先日、大阪の淀川河口でマッコウクジラが死に、死骸の処理が問題となりましたが、その後、洋上に運ばれ、重りを付けた上で海に沈められました。クジラの死骸は体内にガスがたまり"爆発"することもあり処理にあたっては注意が必要です。  過去には北海道でもクジラの死骸が海岸に漂着し、異臭を放つなどしたケースがありました。大抵の場合は、専門家による調査の後、重機などを使って除去されたり、学術用に標本として採取されたりします。  北海道ニュースUHBがこれまで取材した主なクジラ漂着のケースを紹介します。 【ケース1 2022年6月 羅臼町】 ザトウクジラ 2022年6月 羅臼町  2022年6月、道東の羅臼町の海岸にザトウクジラの死骸が漂着。体長8.5mほどの子どもとみられ、ザトウクジラの漂着は珍しいことから地元でも話題となりました。  周辺のヒグマをおびき寄せる恐れがあるため、死骸はすぐに回収されました。 【ケース2 2021年8月 苫小牧市】 マッコウクジラ 2021年8月 苫小牧市  2021年8月、苫小牧市の海岸にマッコウクジラが漂着しました。  体長6メートルほどで子どもとみられ、尾びれに漁網が絡みついていたことから、泳げなくなるなどして漂着したとみられています。 【ケース3 2019年7月 猿払村】 マッコウクジラ 2019年7月 猿払村  2019年7月、道北の猿払村で体長約16メートルの巨大なマッコウクジラの死骸が見つかりました。  死後1~2日程度と、死んですぐのクジラが見つかることは珍しく、地元の漁師たちの間でも話題となりました。  専門家らが調査したのち、死骸は役場によって砂浜に埋められました。 【ケース4 2018年8月 白糠町】 腐敗したクジラの死骸 2018年8月 白糠町  腐敗がひどかったのが、2018年8月に道東の白糠町でみつかったクジラ。  体長5メートルほどで、沖合で死んだあと、数日掛けて海岸に流れ着いたとみられています。  専門家が調査したあと、すぐに重機で回収されました。 【北海道では年間70件ほどの報告】 2012年5月 苫小牧  クジラの死骸が漂着したり浅瀬で動けなくなったりすることを専門用語で「ストランディング」といいます。  北海道内でのクジラの漂着を追跡・研究している「ストランディングネットワーク北海道」によりますと、道内の海岸線における鯨類(イルカやシャチなどを含む)のストランディングは2007年~2022年の16年間で1107件、1224頭となっており、年平均約70件のペースで報告されているということです。

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[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス - 科学 クジラ衰弱死は北海道でも 原因は