中国の気球 5大陸・地域で飛行か

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中国の気球 5大陸・地域で飛行か
撃墜した中国の偵察気球の残骸を回収する米海軍の爆発物処理班=米南東部サウスカロライナ州沖で2023年2月5日、米海軍提供・ロイター  米国防総省のライダー報道官は8日の記者会見で、中国の偵察気球が米領空内へ侵入したことについて、領空に侵入した気球が過去4機あったことに触れ、「ここ数年行われてきた中国の大規模な監視用気球プログラムの一部だと評価している」と述べた。中国政府は「気象観測用の民間飛行船」などと主張しているが、ライダー氏は「民間用でないことは100%明確だ。監視用、情報収集のための気球だ」と否定した。 【写真まとめ】中国が偵察?浮かぶ気球  ライダー氏は、中国の気球が過去数年間にわたり、中南米▽東南アジア▽東アジア▽欧州――の「少なくとも5大陸・地域」で活動していることが目撃されていると指摘。米領空に入った過去の4機については、詳細を伏せつつも「米本土のいくつかの基地を含む戦略的拠点を監視しようとしていた」と話した。  また、ブリンケン国務長官は8日の記者会見で、偵察気球に関する情報を国務省や各国にある米国大使館を通して既に数十カ国と共有したことを明らかにした。その理由を「この広範囲に及ぶ(偵察)プログラムの標的は米国だけではないからだ」と説明し、同盟国や友好国と連携して対応していく考えを示した。  米紙ワシントン・ポストは8日付紙面で、複数の米政府当局者の話として、気球は中国南部の海南省を拠点に数年にわたって運用されており、日本や台湾、インド、ベトナム、フィリピンなどの軍事情報を集めていると報じた。【ワシントン西田進一郎】

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[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス - 主要 中国の気球 5大陸・地域で飛行か