小6焼死再審無罪 国の責任認めず

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小6焼死再審無罪 国の責任認めず
青木恵子さん(58)(大阪高裁前・2月9日午前11時すぎ) 28年前に火災で女児が死亡した冤罪事件をめぐり、無罪が確定した母親が捜査が違法だったと国などを訴えていた裁判の控訴審で大阪高等裁判所は一審に続き検察の捜査の違法性を認めませんでした。 【関連動画】「娘殺しの母親」と呼ばれ…ウソの自白で奪われた20年 再審無罪もそそげぬ汚名 「私は灰色のまま」 青木恵子さん(58)は28年前、大阪市東住吉区で小学6年の娘(当時11)が死亡した火災をめぐり保険金目的による放火殺人などの罪で無期懲役の判決を言い渡され服役しました。 しかし7年前やり直しの裁判(再審)で無罪が確定し、青木さんは「違法な捜査で20年間にわたり不当に拘束された」として、大阪府や国に損害賠償を求める裁判を起こしました。 大阪高裁前・2月9日午前11時すぎ 一審判決で大阪地裁は警察について「取り調べは明らかに違法だ」として大阪府に約1220万円の支払いを命じたものの検察の捜査については「後から見ると種々の問題はあるが、違法とまでは断じることができない」として違法性を認めず、青木さんは控訴していました。 9日の二審判決で大阪高裁(牧賢二裁判長)は一審と同様警察の捜査の違法性は認めつつも検察の捜査の違法性を認めず青木さんの控訴を棄却しました。 控訴審判決の廷内映像(9日 大阪高裁) 判決直後、青木さんは立ち上がり、右手のこぶしを机にたたきつけ裁判長に向かい「これからも国と冤罪を作っていって下さい。不当判決を忘れないで下さい」と発言しました。 裁判長と裁判官はこれに対し、黙って法廷を後にしました。

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