恵方巻き商戦 1万円超の高額品も

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恵方巻き商戦 1万円超の高額品も
(写真:読売新聞)  物価高の中、節約と高額消費が二極化する「メリハリ」に対応しようと、小売り各社が、節分の縁起物とされる恵方巻き商戦で知恵を絞っている。規格外商品を使ったお手頃商品がある一方、1万円を超える高額商品を販売する企業もある。 【写真】「アマビエ」の恵方巻き  「もったいない!」――。縁起物の恵方巻き商品にこう銘打ったのは、ローソン。関東甲信越地区で販売する「もったいない!海老(えび)カツ恵方巻」は、具材に、余った在庫の海老カツや、サイズや色が基準外のカニカマなどを使う。他の恵方巻きは価格が1000円超だが、この商品は3分の1前後の税込み430円だ。  イベント商品は、需要が見込みにくく、商品価格も割高で、食品ロスの原因ともされる。今月28日までの予約販売の予定だったが、販売数量に早くも達し、予約受け付けを停止した。ローソン広報は「生活費が気になる今、手軽さが評価された」と話す。  イトーヨーカドーは、サイズを変えて、たくさんの味を楽しめるお得感を出す。恵方巻きは筒状のままかぶりつくのが風習とされるが、長さを通常の3分の1にして5種類を詰め合わせ、価格は税込み2376円。家族や大人数での需要を見込む。  一方、高級路線に進むのが、イオンリテール。予約限定商品数を前年の3品から10品に増やし、「神戸牛ローストビーフ」と「三重の伊勢えび」の贅沢(ぜいたく)太巻き2品は税込み1万800円。定番品のサイズを半分程度にした500~1000円程度の商品とともに「メリハリ需要に応える」(担当者)。  また、帝国ホテルも初めて恵方巻きを販売する。ホテルのレストランドレッシングで味付けした恵方巻きは、税込み3000円。消費機会が抑え込まれたコロナ禍の反動消費を見込む。

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