最強寒波 転ばぬようペンギン歩き

（写真：読売新聞） 　最強寒波にはどんな備えが必要か。 【動画】本物のペンギンはこう歩く （写真：読売新聞） 　東京都によると、横断歩道の白線は凍結すると滑りやすくなるため、避けて歩いた方がよいという。バスやタクシーの乗り場も、踏み固められて滑りやすくなる。転ばないように歩くには、小さな歩幅で、靴の裏全体を路面に着ける「ペンギン歩き」が有効だ。 　急激な寒暖差で体調不良を引き起こす「ヒートショック」にも注意が必要だ。 　温度変化で血圧が上下しやすく、特に高齢者は脳卒中や心筋梗塞（こうそく）を招く恐れがある。日本気象協会などは２４日、ヒートショックの危険度について、３段階中で最も高い「警戒」レベルと公表した。対策として消費者庁は、入浴前に脱衣所や浴室を暖め、湯船の温度を４１度以下と低めに設定することを呼びかけている。 　スマートフォンの故障にも注意したい。ＫＤＤＩはツイッターで、低温下で充電すると、冷えたスマホ表面との温度差で充電端子部分が結露してショートする恐れがあると指摘。寒い場所での充電を避け、屋外から暖かい部屋に入る際は、スマホを手で温めることなどを勧めている。