アサリ産地偽装 売上10数億円か

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アサリ産地偽装 売上10数億円か
熊本県荒尾市の男が関与したとされるアサリ産地偽装の手口  外国産アサリが「熊本県産」に大量に産地偽装されていた問題に絡み、中国や韓国から輸入したアサリを同県産に偽装して販売したとして、福岡県警は6日、食品表示法違反の疑いで、熊本県荒尾市の水産会社「熊水」社長の男=福岡市西区=を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。外国産アサリの多くは山口県下関市の税関を通り、熊本県を経由しないまま出荷されていたという。 【図解】アサリの産地偽装、どうやって行われた?  捜査関係者などによると、男は外国産アサリを輸入する別会社を福岡市で営んでおり、下関市の税関を通ったアサリをこの会社が買い入れ、熊水が熊本県産として複数の卸売業者に販売した疑いが持たれている。納品書などの産地の書き換えは、福岡市の業者が行っていたという。県警はこの業者についても同容疑で立件する方針。  熊水を巡っては、2020年4月から21年12月までに外国産アサリ7219トンを熊本県産と偽装し、九州や中国地方の3社に販売していたとして、農林水産省九州農政局が昨年12月に同社に是正指示を出した。一連の問題で、偽装が発覚した量としては最多だった。国産アサリは1キロ当たり200~300円程度で売買されており、熊水は十数億~二十数億円を売り上げていたとみられる。  同省は昨年2月、熊本県産と表示されるアサリのほとんどに外国産が混入している疑いがあるとの調査結果を公表。同年3月には産地偽装への対策として食品表示法のルールを厳格化し、国内で原産国より長く育てても国産と表示できなくなった。ただ、外国産アサリの多くは書類の書き換えだけで熊本県産として流通していたとされ、対策の実効性が課題となっている。(田中早紀、坪井映里香) 西日本新聞

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