佐久間P、YouTubeに傷ついている

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佐久間P、YouTubeに傷ついている
『ゴッドタン』『あちこちオードリー』(テレビ東京系)をはじめ数多くの人気番組を手掛けるプロデューサー・演出家で、近年ではラジオパーソナリティー、YouTuber、テレビタレント、CM出演など多方面で活躍する佐久間宣行(47)。かたや、10~20代から絶大なる支持を受け、開始から4年でチャンネル登録者数400万人を突破したYouTuberコムドットのリーダー・やまと(24)。時代の寵児2人が語る、テレビ、YouTubeのこれからとは。(取材・文:田口俊輔/撮影:佐々木康太/Yahoo!ニュース オリジナル RED Chair編集部) やまとさんは漫画の主人公みたいだね 撮影:佐々木康太 「YouTubeを始めて、この4年間はどういうものでした?」 はじめましての挨拶もそこそこに、YouTubeを開始して1年半の“新人”佐久間は、やまとに問いかけた。やまと率いるコムドットは、「地元ノリを全国へ」「放課後の延長」をスローガンに掲げて活動する、幼なじみ5人組によるYouTuber。「やりたいこと全てができている4年間です」と笑顔を浮かべるやまとを前に、佐久間は「僕が24歳の頃は下積みばかりで、毎日絶望と闘っていましたよ」と、思わず苦笑いした。 撮影:佐々木康太 佐久間:僕、「こんなにYouTubeの世界って厳しいんだ!」って、打ちのめされています(笑)。 やまと:厳しいですよね、厳しすぎるぐらい。 佐久間:修羅の世界だよ。明確に自分が今どれぐらいかの数字が突き付けられる上、何かあればすぐ登録者は減るしすぐ飽きられる。自信があった動画が「こんなに回らないの!?」とか、逆に当たるとは思わなかったものが当たったりとか、本当に読めない。俺、この1年半で何度も傷ついているからね(笑)。この大変な環境下で、コムドットはトップYouTuberでい続けているのは、本当にすごい! やまと:いえいえ(笑)。 撮影:佐々木康太 佐久間:今のYouTuberは企画をパッケージしながら、ちゃんと自分たちの「ノリ」を持った方に、ファンが付くだろうと考えていて。その「ノリ」をうまく作るコムドット、やまとさんに今日は話を聞いてみたかった。まず、YouTubeは、始めた当初から有名になる勝算がありましたか? それとも途中でコツをつかみ始めた? やまと:完璧に勝算があると思い、始めました。開始当時のYouTubeはまだ、稼げるイメージも定着していない上にどこかナメられていて。逆に僕は未完成な世界だからこそ、「ここなら確実に一番になれる」と思ったんですね。 佐久間:その勝算は、いったいどこから出てきたんですか? やまと:本当に直感で、始めさえすれば有名人になれると信じていましたね。作戦も戦い方を何も考えずに幼なじみたちを誘って、返事をもらった3日後には初動画を投稿していました。 佐久間:綿密な作戦がなく、イケるという予感・勝算だけで飛び込んだってこと!? すごいね、漫画の主人公みたい。

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