堀ちえみ 闘病経てステージで涙

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堀ちえみ 闘病経てステージで涙
堀ちえみ (C)ORICON NewS inc.  歌手でタレントの堀ちえみ(56)が15日、東京・かつしかシンフォニーヒルズにて、デビュー40周年記念コンサート『Chiemi Hori 40th+1 Anniversary Live~ちえみちゃん祭り2023~』を開催。2017年以来、ステージ4の舌がんとの闘病を経て6年ぶりのコンサートとなった。 【写真】闘病中を思い出し…報道陣の前で涙をみせる堀ちえみ  デビューからの歩みを振り返る映像が流れ、観客がサイリウムの光と拍手で迎える中、ゴージャスなドレス姿で登場した堀は、デビュー曲「潮風の少女」でコンサートをスタート。「真夏の少女」を披露した際にはファンの声援に感極まり、両手で涙を拭う場面もあった。  最初のMCでは、「みなさん、ありがとう。こんばんわ。堀ちえみです」と万感の思いを込めてあいさつし、声を震わせながら「また会えましたね」と再会の喜びを伝えた。「きょうは泣かないと思っていましたが、いきなり涙が出てしまいまして…」と照れ笑いも浮かべつつ、「1982年3月21日にデビューしまして、40年が経ちました。ありがとうございます」と感謝。  「この40年、いろいろなことがありました」としみじみ語り、目に涙をためながら「今思うことは、このステージに立ててよかった。また歌えてよかった。そして、生きててよかったなって」と伝え、「ですからきょうは…私にとって、もしかしたらみなさんにとっても、“ご褒美の日”だと思えるような時間にしたいと思っています」と宣言。  「白いハンカチーフ」を披露した後には「懐かしい。ちょうど『白いハンカチーフ』を歌っている頃は、ドラマの『スチュワーデス物語』をやっていましたね」と回顧。「今となってはいい思い出ですけど、撮影は大変忙しくて。でも、あのドラマが私を大人にしてくれた」とし、「当時は16歳だった私。下の娘がその歳をとっくに超えてしまいまして、時が経つのは本当に早い」と笑顔を見せた。  中盤で白のレースを基調としたワンピースに着替え、ステージ上は一層華やかに。そして「クレイジーラブ」ではパワフルな歌声も聴かせるなど、声色の変化や表現の幅広さでも魅了していった。堀は「ここまで来るのに、本当に長いと言えば長い。あっという間と言えばあっという間。とにかくリハビリとボイストレーニングしかない状態で」と振り返り、「コツコツやっていけば歌うことも不可能ではないと信じて、自分なりにやってきました」と胸を張る。  さらに「その陰で、力になっていただいた先生がいらっしゃいます」と、ボーカルグループ・AMAZONSの大滝裕子を紹介。手術後の2020年より堀のボーカルトレーナーを務めた大滝に対し、「こんな状態の私を見放さないで、基礎から全部お世話になって…」と感謝した。AMAZONSはこの日、3人でコーラス隊としても参加し、堀の歌唱をしっかりとサポート。AMAZONSの大ファンだったという堀は、「感慨深いです。夢が叶いました」とうれしそうに語った。  その後も、さまざまなヒット曲を立て続けに披露。本編の最後には「思い出がいっぱい詰まった曲です」といい、代表曲「さよならの物語」を届けた。  アンコールでは、バンドメンバーとファンから誕生日サプライズも。この日56歳の誕生日を迎えた堀は、「こんな仕掛けがあったんだ…間違えたのかと思った(笑)」と驚きながらも、ファンとスタッフに何度も「ありがとうございます」と感謝を伝えていた。  終盤で「…懐かしい、この感じ」とかみ締めるように語り、「名前を呼んで」で再び涙で声をつまらせた堀。しかし最後には、「本当についてきてくれて、どうもありがとうございました」と深く頭を下げ、「明日からもがんばろう」と力強く前を向いた。

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