大雪 新名神の通行止め全面解除

降雪の中、新名神高速道路で立ち往生する大型車両＝三重県菰野町で2023年1月25日午後1時48分、兵藤公治撮影 　中日本高速道路は26日夜、大雪の影響で新名神高速道路の三重県―滋賀県間の一部区間で続いてきた通行止めについて、四日市ジャンクション（JCT）―亀山西JCT間上下線の規制を解除し、約44時間ぶりに通行が全面的に再開されたと発表した。 【立ち往生のトラックに食料を…写真で見る】 　通行止めは25日午前3時50分に始まった。区間は四日市JCT―亀山西JCT間の上下線と、亀山JCT―甲賀土山インターチェンジ（IC）間の下り線。多数の車両が立ち往生するなどで、車の列は25日正午過ぎに下り線で計34・5キロに達していた。亀山JCT―甲賀土山IC間に続き、四日市JCT―亀山西JCT間の規制も26日午後11時半に解除された。 　中日本高速によると、除雪作業が完了して立ち往生が解消された後も、凍結した路面の処理に時間がかかった。作業員がスコップでたたいたり、除雪剤をまいたりして溶かしたという。【山下俊輔】