強盗致傷疑い中学生2人逮捕 広島

TSSテレビ新広島 きのう午後6時前、呉市阿賀中央の宝石店で、この店の男性経営者が2人組の男にハンマーで殴られ、ネックレスを奪われた強盗致傷事件で、警察は、きのう午後１０時前、逃走していた１４歳の男子中学生２人を緊急逮捕しました。 逮捕されたのは、いずれも呉市内に住む、１４歳の男子中学生２人です。 警察によりますと、男子中学生2人は共謀のうえ、２４日午後５時５０分頃、呉市阿賀中央8丁目の宝石店のショーウィンドウをハンマーで割って壊し、販売価格３０万円のネックレス1本を奪ったうえ、音に気付いて店の外に出てきた、店の男性経営者（６２）の右側頭部をハンマーで殴り、加療１０日間の軽傷を負わせ、徒歩で逃走しました。 警察は、緊急配備を敷くとともに、近くの防犯カメラなどの映像から、まもなく呉市在住の男子中学生２人を割り出し、身柄を確保。容疑を認めたことなどから、午後１０時前に、２人を強盗致傷の容疑で緊急逮捕しました。 調べに対し、容疑者の１人は「ハンマーを振り回しながら逃げた時に体のどこかに当たった」と話し、もう１人は「友だちと宝石を盗もうとした」と話しているということです。 男子中学生２人は友人同士で、店の経営者と面識はないということです。 警察は、１４歳の男子中学生が、こうした悪質な犯行を思いつき、至った経緯や動機などを、詳しく調べる方針です。 広島ニュースTSS