接種後の免疫巡り年齢で違い 京大

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京都大iPS細胞研究所の看板  新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた高齢者の血液中の免疫細胞量は、高齢者を除いた成人に比べて増加が遅い一方、早く減少する傾向にあることを、京都大iPS細胞研究所の浜崎洋子教授らの研究グループが突き止めた。論文は12日、英科学誌「ネイチャー・エイジング」に掲載された。 【図解】都道府県別ワクチン接種状況 接種した人の割合  研究グループは65歳以上の高齢男女109人と65歳未満の成人男女107人から、米ファイザー社製ワクチン接種前後で計4回血液を採取。感染を防ぐ抗体の産生を促す免疫細胞「ヘルパーT細胞」などの量を調べた。  その結果、高齢者のT細胞量は、1回目接種後で成人より2~5割ほど少なかった。2回目接種後には成人とほぼ同量となるが、1回目接種から3カ月後には再び成人よりも減っていた。  ヘルパーT細胞の活性化を抑えるタンパク質「PD―1」の量が、高齢者では成人の倍に達していることが影響しているとみられる。   ただ、いずれの数値も年齢差だけでなく個人差が大きかったという。  浜崎教授は「高齢者では、初回接種でヘルパーT細胞を増やすことが重要になることが示唆された」と指摘。「高齢者など免疫機能の低い人に適したワクチン開発などにつながる可能性がある」としている。

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