海岸に26歳男性遺体 殺人と断定

福岡市西区今宿青木の海岸で男性の遺体が見つかり、福岡県警は１８日、死因を頸部（けいぶ）圧迫による窒息と特定した。男性の首にひもが巻き付いており、県警は、首を絞められて殺害されたとみて西署に捜査本部を設置。殺人容疑で捜査を始めた。 県警によると、男性は山本駿一さん（２６）＝住所、職業不詳。１７日午前９時５分ごろ、通行人が遺体を発見し、近くにいた別の人が１１０番した。遺体は横向きで、上半身がテントから砂浜に出た状態だった。財布や服装に荒らされた形跡はなかったという。 県警が１８日に司法解剖した結果、１７日午前３時～同６時ごろに亡くなったとみられる。遺体の首に絞められたような痕があったが、他に目立った外傷はなかった。 現場はＪＲ筑肥線今宿駅から東に約７００㍍の海岸の砂浜。