療養の中森明菜 事務局近況明かす

２０１７年を最後に活動を休止している中森明菜（２０１０年７月） 　昨年８月に新しい個人事務所「ＨＺ　ＶＩＬＬＡＧＥ」を設立した歌手の中森明菜（５７）について、取材対応窓口となるＨＺ　ＶＩＬＬＡＧＥ事務局が、１０日までにスポーツ報知の質問状に文書で回答し、近況を明かした。 【写真】中森明菜、情念漂うライブが大反響 　明菜は２０１７年の年末ディナーショー以降、芸能活動を休止していたが昨年８月３０日、再始動に備えて個人事務所と新たな公式サイト、本人名義の公式ツイッターを開設。ツイッターでは復活への思いをつづり、直筆署名も添えられていたが、本人認証バッジはなく、ＳＮＳでは突然の報告に「本物なのか？」などと話題になっていた。 　同事務局は、体調を含めた現在の明菜の様子について「基本的に療養中ではありますが、体調の様子をみながら、ファンの方へのメッセージを考えたり、撮影を行ったりしている状況です」とコメントした。 　昨年１２月２４日に「いつも応援してくださるファンのみなさまへ」という書き出しで４か月ぶりにツイッターを更新し、メッセージを投稿したが、同事務局は「ファンの方を最優先に考えた結果の本人の意思による発信です」と説明。２７日に新しいファンクラブがオープンしたこともツイッターで報告していた。 　旧事務所・ＦＡＩＴＨからの移行作業は完了。各種権利の譲渡などについても「完了しているものもありますが、未対応のものも多く引き続き行っていく予定」とした。 　２０２３年の活動に関しても、心身の回復を最優先事項とした。「現在は中森明菜の体調回復を優先させていただいておりまして、具体的な活動は予定しておりません。体調はその日その日で異なるため、お約束が難しい状況となります」とコメントした。デビュー４０周年を迎えた昨年は、ＮＨＫ紅白歌合戦への出場待望論も出るなど人気の高さをうかがわせた明菜。一日も早い体調回復が待たれる。 報知新聞社