シリア 地震被災地の支援に障壁

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シリア 地震被災地の支援に障壁
7日、シリア北西部イドリブ県で、地震で倒壊した建物のがれきから負傷者を運び出す「シリア民間防衛隊(ホワイトヘルメッツ)」(AFP時事)  【カイロ時事】トルコ南部を震源とする強い地震は、隣国シリアにも甚大な被害をもたらした。 【写真特集】トルコ南部でM7.8の地震~近隣のシリアでも被害~  緊急支援が求められる中、10年以上続く内戦で国内はアサド政権派と反体制派の支配地域に分断。政治対立が障壁となり、人道危機に陥る懸念が高まっている。  シリア北西部イドリブ県で救助活動を行う「シリア民間防衛隊(ホワイトヘルメッツ)」は7日、ツイッターで「時間がなくなっている。まだ多くの人が、がれきの下敷きになっている」と危機感を表明。「全ての人道支援団体と国際機関」に支援を要請した。  シリアでは2011年、アサド政権による反政府デモ弾圧が内戦に発展。政権と反体制派、イスラム過激派などによる戦闘に米国やロシア、トルコなどが介入し、泥沼化した。  地震で大きな被害が出たイドリブ県は反体制派の支配地域だ。これまでも食料や医薬品が不足し、400万人以上が国連の支援に依存してきたが、地震のため支援は中断を余儀なくされ、厳しい状態に置かれている。  アサド政権は救援の一元管理を主張。シリアのサバーグ国連大使は6日、「国内全てのシリア人に支援を提供する」と述べたが、反体制派地域でどの程度実現するかは不透明だ。  一方、英スカイニューズは7日、アサド政権が6日の地震発生直後、被災した北部アレッポ県マレアの反体制派支配地域に空爆を加えたと報じた。被害は明らかでないが、クレバリー英外相は「全く容認できない」と非難した。 

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[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス - 主要 シリア 地震被災地の支援に障壁