トルコ地震 断層を境に4m横ずれ

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トルコ地震 断層を境に4m横ずれ
 トルコ南部を震源とする大地震について、国土地理院は9日、断層を境に地表面で4メートル程度の横ずれが生じたとみられるとの分析結果を公表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測衛星「だいち2号」のデータを分析した。6日に発生した2回の大地震で、断層帯を境に大地がずれ動いた様子がはっきりと確認できる。  この大地震では、東アナトリア断層帯でマグニチュード(M)7・8、北側の別の断層帯付近でM7・5の地震が続けて起きた。地理院によると、M7・5の地震の震源付近では断層の北側で西に約2メートル、南側で東に約2メートルずれ、計約4メートルの地殻変動があった。M7・8の地震では計約2メートルだった。M7・8の方が小さいずれだったのは、M7・5の方が震源が浅く、地表面に影響が出やすかったことなどが原因とみられる。  国土地理院の宗包浩志・地殻変動研究室長は「既存の断層に沿ってずれたことが明確にわかった。2016年の熊本地震でのずれは約2メートルだったので、今回の地震の規模の大きさを物語る地殻変動が見えている」と話した。  だいち2号は8日にトルコ上空から緊急観測。22年4月にトルコ上空から観測したデータと比較し、地殻変動量を分析した。【池田知広】

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