鉄板下敷き事故 作業ミス原因か

2トンの金属板13枚が次々に倒壊した現場（大阪・岸和田市　6日） 大阪府岸和田市の工場で作業員が転倒したおよそ2トンの板13枚に挟まれて死亡した事故で、クレーン作業中に吊り上げた部品が板に接触したことが原因とみられることが分かりました。 6日昼すぎ、岸和田市臨海町の金属加工工場で、高さおよそ2メートル30センチ、重さおよそ2トンの金属の板13枚が相次いで倒れ、下敷きになった作業員の男性5人が病院に運ばれました。 事故のあった金属加工工場（大阪・岸和田市　6日） 警察によると、三重県に住む紺野良介さん（58）が死亡し、30代と40代の男性は意識不明の重体ということです。 その後の捜査で当時、クレーンで別の部品を吊り上げる作業をしていて、その部品が板に接触したことで転倒がおこったとみられることが分かりました。 クレーン操作の誤りか　業務上過失致死傷の疑いも視野に調べる（大阪・岸和田市　6日） 警察はクレーン操作を誤った可能性があるとみて、業務上過失致死傷の疑いも視野に調べています。 関西テレビ