鳥取市にふるさと納税増 炊飯器で

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鳥取市にふるさと納税増 炊飯器で
鳥取市役所  鳥取市への今年度のふるさと納税が、過去最多だった2021年度の6億300万円を昨年末時点で超え、8億4700万円に急伸している。最大の理由は、返礼品の「炊飯器」人気で、これを目当てにした寄付額は4億2200万円と全体の5割を占めた。市内の家電製造の伝統が思わぬ形で生きた格好だ。 【図】ふるさと納税、寄付額の多い自治体ベスト5  炊飯器はタイガー魔法瓶(本社・大阪府門真市)の商品。複数の機種が、13万4000~20万円と比較的高額な寄付への返礼品に設定されている。市内の電器製造「気高電機」がOEM(相手先ブランドによる生産)で供給したものが使われ、「地場産品に限る」という返礼品のルールをクリアした。  鳥取市の返礼品に加わったのは21年10月。先に門真市の返礼品となって人気を呼んだことから、タイガー社が鳥取市に連携を持ちかけた。21年度の関連の寄付は1億6400万円(883件)。ネットで注目されるなどしてさらに人気が加速し、今年度は昨年12月までに2409件に上る。  返礼品の購入などに充てる事業費が足りなくなり、市は昨年12月補正予算で1億2000万円を確保。2月補正予算案にも約7000万円を追加する予定だ。  気高電機はかつて、高品位な炊飯器づくりで知られた旧鳥取三洋電機が主要な取引先だった。広報担当者は「磨いてきた家電生産の技術でふるさとに貢献できるなら、うれしい」と話している。

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